今までアイテムアイコンとスキルアイコンは同じ領域を使っていました。最初は少なかったのでどうでも良かったのですが、スキルが増えてきたらお互いに邪魔になってきたので、新しくスキルアイコン専用の領域をあつらえました。
元々は255の領域を互いに奪いあっていましたが、スキルアイコン専用領域を127用意しました。
https://github.com/ngmansion/FE8N/commit/6571c0fa86ff0f1999494ed97c718f3b21064db6
+アイテムアイコンとスキルアイコン分離対応
https://github.com/ngmansion/FE8N/commit/e0cfaf532a26d15a3fe80ed4eb8a86ad41c89f57
+兵種スキルと武器スキルの自動表示対応
https://github.com/ngmansion/FE8N/commit/bb7a8eb4cdcbf5472d88638f42c2c18f4b899a2f
スキルIDを確認する
書に出来るスキルは1~。書にする予定がないスキルは64~。という想定で連番を振ってあります。
https://github.com/ngmansion/FE8N/blob/master/Engine%20Hacks/_N/_Skills/_common/skill_definitions.event
もし独自にアイコンを追加したい!という人が居るなら、127番目から逆順に設定していけば、今後の更新と干渉しにくいと思います。
では今回は、まだ作っていない強運<15>のアイコンを埋める想定で行きます。
効果は作ってあっても、アイコンとヘルプを作っていないスキルは多いです。その場合でもスキルを設定すれば効果が発揮されますが、ステータス画面には表示されません。
指定の部分にアイコンを作成する
今までは”Item_Icon.gba”を編集していましたが、”Skill_Icon.gba”を作りました(形式としてはアイテムアイコン画像と地続きです)。そちらを開いて下さい。
アイコンの位置はスキルIDと連動しています。なので、強運のアイコン位置はオレンジで囲った部分です。そこにアイコンを書いていきましょう。パレットは、武器アイコン用パレットと天馬マークや武器種類アイコン用パレット、どちらも使えます。
ヘルプIDとパレットを指定する
https://github.com/ngmansion/FE8N/blob/master/Engine%20Hacks/_N/_Skills/config_icon.txt
ヘルプとパレットの指定は上のファイルです。これもスキルIDと連動しています。15を探しましょう。”SKL_HELP_15″と”SKL_COLOR_15″があります。
ヘルプは文字列ID。パレットは、武器アイコンを使うなら$FF、違う方のパレットなら0のままでいいです。
兵種・武器スキルの増やし方
_Skillフォルダ以下には、各スキルの処理が入ってるフォルダがあります。それを開きます。すると”config.txt”というファイルがあるので、開いて下さい(無い場合は設定未対応です)。
例えば、ドラゴンマスターにスキル「キャンセル」を追加したいとします。ドラゴンマスターのIDは、”$21″”$22″です。その場合はこうなります。
cancel_list: BYTE $21 $22 0
末尾の0を忘れないで下さい。これでEAを実行すれば、キャンセルがドラゴンマスターに付きます。
同じ要領で武器IDにもスキルをつけられます。Wとついている方が、武器スキルです。無い場合は付けられません。武器スキルに対応しているスキルは少ないです。
おわり
これで終了です。MASTERY.bin・SCROLL.binは消えました。UNIT.bin、CLASS.bin、ABILITY.binは続投しています。